あなたの平和憲法を知っていますか?【Web版】

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 日本国憲法‐やさしく言うと

憲法前文‐抜粋

  • 日本国民は、・・・・われらとわれらの子孫のために・・・・政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。・・・・われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。・・・・日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。

【やさしく言うと】

  • わたしたちは、・・・・わたしたちと子孫のために、政府によって再び悲惨な戦争がおこらないようにします。そして、わたしたち国民が主権者であり、国の政治のあり方を決める権力を持つことを宣言します。・・・・世界の全ての人たちには、恐れや欠乏によって苦しむことなく、平和に生活する権利があります。・・・・わたしたちは、この気だかい理想と目的のために最善をつくすことを誓います。


第9条【戦争の放棄、戦力の不保持・交戦権の否認】

  1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威圧又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

【やさしく言うと】

  1. わたしたちは、世界の平和をこころから願って、国として戦争しないことを誓います。争いを解決するために、武力によって相手を脅したり、攻撃することもしません。
  2. 国として戦争しないように、陸軍、海軍、空軍、そして武器や軍隊などを持ちません。


第12条【自由及び権利の保持責任・濫用禁止・利用責任】

  • この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

【やさしく言うと】

  • この憲法によって与えられた自由や権利は、わたしたち国民の絶え間ない努力によって守られなくてはなりません。そして、わたしたちは、これらの権利をむやみに使わず、みんなが健康で幸せな生活を営むために使う責任があります。


第24条【家族生活における個人の尊厳・両性の平等】

  1. 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
  2. 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

【やさしく言うと】

  1. 男女2人が夫婦になることを望んだとき、結婚することができます。そして、夫婦は等しい権利を持つと共に、夫婦として生活していけるように協力しあわなければなりません。
  2. 結婚や家族生活に関する法律は、個人の尊厳と男女平等に基づいて定められなくてはなりません。


第97条【基本的人権の本質】

  • この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

【やさしく言うと】

  • この憲法によって日本の国民に保障された人権(すべての人が人間として生まれ持っている権利)は、人間が長い年月をかけてつちかってきたものであり、今後何事があろうとも、誰にも奪うことのできない権利です。


第98条【憲法の最高法規性、条約及び国際法規の遵守】

  1. この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
  2. 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。

【やさしく言うと】

  1. この憲法は、国の最高の法律ですから、それに反するような法律、命令、天皇による文書、国の業務に関することなどは全て無効であり拘束力はありません。
  2. 日本が結んだ条約や国際法を守ります。


第99条【憲法尊重擁護の義務】

  • 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

【やさしく言うと】

  • 天皇と全ての公務員は、この憲法を大切にし、守る義務があります。

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